教育

大学院 学際融合コース

令和8年4月、大学院 学際融合コース開設
融合研究を推進する、次世代研究者を育成

京都大学理学研究科 研究展開セクションでは、令和8年度より「大学院 学際融合コース」を開設します。本コースでは、融合研究を推進する3つの研究ユニットが主体となり、修士課程と博士後期課程に跨る教育プログラムを展開。学際的な視点で独創的な研究を企画・遂行できる、理学分野の次世代研究者を育成します。

大学院 学際融合コースの特色

修士課程+博士後期課程による5年一貫教育

修士課程においては、融合研究を遂行するのに必要な基礎知識・研究手法・問題解決能力を身につけます。博士後期課程では、融合研究の課題を自ら設定し研究を企画・遂行してオリジナル論文としてまとめあげる能力を身につけます。

「研究専念支援金」で経済面を手厚く支援

若手研究者育成の観点から、一定の要件を満たした大学院生には「研究専念支援金」を支給します。本支援金は、修士課程1回生で30万円、修士課程2回生で60万円とし、博士後期課程でも条件により応分の支援(60万円)を行います。 

研究者の視野を広げる、企業との研究交流会

企業との研究交流会に定期的に参加できる機会を用意します。アカデミアとは異なる視点、発想をもつ企業の方々との意見交換や共同研究を通じて、より広い視野をもって研究に取り組むための素地を養います。

学修成果を証明する「プログラム修了証」を発行

本コースに所属してる大学院生は、大学院 学際融合コースが提供する一定の科目等を履修することで、本コースの学びを修めたことを証明する「プログラム修了証」を、博士号取得の際に取得することができます。

指導体制

学際融合1 (データ理学仮説創出ユニット)、学際融合2 (未踏量子計測ユニット) 、学際融合3 (地球と生命の共進化研究ユニット)で学ぶ大学院生は、それぞれ大学院入試を受験した専攻(系・分野)に所属します。研究ユニットの専任教員を正指導教員として継続的に指導を受けつつ、各専攻(系・分野)においても大学院教育協力教員を副指導教員として大学院教育の支援を受けます。

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入試情報

本コースの大学院入試は、通常の京都大学理学研究科の各専攻(系・分野)の入試とは異なり、事前選抜(6月上旬)を受験する必要がありますのでご注意ください。受験希望者は、下記ページの情報をご確認のうえ、所定の期日までに必要な手続きを行ってください。

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