「体表を彩るメラニン呈色:色素の細胞間輸送」生物多様性コロキウム共催MACS

「体表を彩るメラニン呈色:色素の細胞間輸送」生物多様性コロキウム共催MACS

体表を彩るメラニン呈色:色素の細胞間輸送

日時

2019年3月8日(金)16:00〜

 

場所

京都大学理学部2号館第1講義室
アクセス 建物配置図(北部構内)【3】の建物

 

講師

田所竜介氏(京都大学・助教)

 

概要

動物の体表呈色の主役であるメラニン色素は、紫外線遮蔽などの機能を通して、動物の生活や生存に関わる。体表呈色の過程において、表皮内に存在する色素細胞は、色素産生オルガネラであるメラニン顆粒を周囲の表皮細胞へと輸送する。 この色素輸送と呼ばれる現象は体表の呈色に必須であるが、輸送過程の詳細は不明な点が多かった。

我々はニワトリ胚の表皮をモデル系として、新規表皮内ライブイメージング法を確立し、メラニン顆粒が色素細胞の細胞膜からなる小胞に包まれて、表皮細胞へと輸送されることを明らかにした。加えて、色素がメガ小胞や糸状仮足と呼ばれる細い突起など、複数の手段を通して輸送する可能性もみえてきた。本コロキウムでは、色素輸送研究の進捗を紹介し、呈色と細胞間輸送について議論を深めたい。