企画名

コンピュータでとことん遊ぶ

参加教員

教員名 所属 職名
藤 定義 物理学・宇宙物理学専攻 准教授
藤井 啓祐 物理学・宇宙物理学専攻 特定准教授
松本 剛 物理学・宇宙物理学専攻 助教
竹広 真一 数理解析研究所 准教授
坂上 貴之 数学・数理解析専攻 教授

関連専攻

専攻名  
数学・数理解析
物理学・宇宙物理学
地球惑星科学
化学
生物科学
●:参加教員の専門分野(所属専攻)・学生を募集する主な分野(専攻)
○:学生・教員から希望があれば参加可能な分野(専攻)
 

実施期間(開講曜日・時間等)

年度・期 開講曜日 時間 場所
平成30年度・通年 未定(月2回程度) 未定 未定

企画要旨・目的

カーツワイルは急速なAIの発展により2045年に技術的特異点が起きると予言した.その真偽はともかく,AIの発展は研究手段や研究そのものを大きく変えるであることは想像に難くない.その担い手となるのは,現在の学生たちである,学生たちの主体的で自由な発想こそが求められる.このSGの目的は,学生たちにその自由な発想で計算機を活用する場,人的ネットワークを提供し形成して,コンピュータの主体的で新奇な活用のための基盤を学生たちに培うことであり,またその支援にある.このSGは,あくまで主体は学生である.

具体的な支援として,このSGの教員にそれぞれのコンピューティングに関連した興味や手法をセミナーで提供していただき,学生の興味に応じた課題の解決へのアドバイスを行っていただく.また,積極的に学内外の専門家にもセミナー等を通して参加いただく.学生には,専用のPCや情報環境機構のクラウドコンピュータを利用した遊びの場(開発環境)を提供することを考えている.とりわけ,学部学生の参加を期待する.

ホームページ

https://ku-macs-com.github.io/

 

問い合わせ先

藤定義 toh*scphys.kyoto-u.ac.jp
(*を@に変えてください)
 

スタディグループへの登録は締め切りました。
関心のある方は macs *sci.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)までご連絡ください。


 


活動報告スライドより、活動の例



 

スマートスピーカー開発イベントのポスター

 

報告会資料ダウンロード(1.68MB)

活動目的・内容

カーツワイルは急速なAIの発展により2045年に技術的特異点が起きると予言した。その真偽はともかく、AIの発展は研究手段や研究そのものを大きく変えるであることは想像に難くない。その担い手となるのは、現在の学生たちである、学生たちの主体的で自由な発想こそが求められる。このSGの目的は、学生たちにその自由な発想で計算機を活用する場、人的ネットワークを提供し形成して、コンピュータの主体的で新奇な活用のための基盤を学生たちに培うことであり、またその支援にある。

具体的な支援として、このSGの教員にそれぞれのコンピューティングに関連した興味や手法をセミナーで提供していただき、学生の興味に応じた課題の解決へのアドバイスを行っていただく。また、積極的に学内外の専門家にもセミナー等を通して参加いただく。学生には、専用のPCや情報環境機構のクラウドコンピュータを利用した遊びの場(開発環境)を提供することを考えている。とりわけ,学部学生の参加を期待する。

 

活動成果・自己評価

初回のオリエンテーションを経て、各学生の興味に基づき、コンピュータや電子工作キットの選定、メンバー間の連絡方法、活動方法を話し合った。 このSGは、理学研究科1号館331号室を専用の活動部屋とし、不定期に活動する予定であったが、slackやskype等を利用して、集まることなく活動することが多かったようである。

前期は、基礎的な学習を主体にして、1.機械学習に関する輪読と共に具体的なプログラミングの課題と取り組む、2.マイコンを用いた電子工作と機械学習の適用の二つのテーマで学生主体のグループワークを行った。

後期は、基礎的なグループワークを続けながら、専門家を招いて、次の3つのワークショップを開き、より専門性の高いスキルに触れると共に応用や実用的な利用法の検討を行った。他学部や他大学の学生も参加することで当初の目的である学生の連携もある程度実現できた。

 
  1. スマートスピーカーワーク(2/8,2/15,3/1講師:㈱アイエンターの新さんと高馬さん、LINE㈱小城さん)
  2. 電子工作(2/22,3/15,3/22 講師:㈱eftax小林さん)
  3. Pythonによるデータビジュアライゼーション(3/12,3/13講師:antmark松波さん)
 

Orihimeロボットをレンタルし、基本的な動作原理を学ぶと共に、宇宙遊泳、能演技、障碍者等の利用を検討し、専門家や当事者と実際の活用を前提とした試行を行った。この成果の一部は、2019年2月9日に本学で開催された宇宙学シンポジュームにおいてMACSSG10として、本ロボをポスターならびに実機の展示発表を行った。

また3月には継続して本ロボをつかった看護や病院での活用、そして能装束や宇宙服の可動域の制約と操作する方の可動域の制約という共通性から、なにか制約があるゆえの新たな意味づけ(生きることの奥深さ)の探求を試みている。

 

参加メンバー

氏名 所属 職名・学年
藤 定義(代表教員) 物理学・宇宙物理学専攻 准教授
藤井 啓祐 物理学・宇宙物理学専攻 特定准教授
松本 剛 物理学・宇宙物理学専攻 助教
竹広 真一 数理解析研究所 准教授
坂上 貴之 数学・数理解析専攻 教授
更科 明 数学・数理解析専攻 D2
石川 寿雄 数学・数理解析専攻 D2
丸石 崇史 物理学・宇宙物理学専攻 M2
池田 侑平 物理学・宇宙物理学専攻 M1
吉田 純生 生物科学系 B4
親川 晃一 数理科学系 B4
多胡 徹也 生物科学系 B3
長江 文立津 生物科学系 B3
山村 周 物理科学系 B3
藤﨑 碩人 理学部 B2
向井 大智 数学・数理解析専攻 D2
藤井 航平 工学部 B2
大西 龍貴 医学研究科 D2
天羽 将也 物理科学系 B3
立元 久史 工学部 B3