2017年12月10日(日)、京都府教育委員会と京都大学は「京都科学グランプリ2017表彰式・講演会」を本学北部総合教育研究棟益川ホールで開催し、100名を超える高校生が参加しました。京都科学グランプリは、前身となる「物理グランプリ」から数えて8年目です。参加生徒の科学に対する興味・関心をさらに高め、将来、科学技術の分野で活躍する人材の育成に資することを趣旨とし、顧問を本学の小山勝二名誉教授、監修を本研究科 物理学・宇宙物理学専攻 國広悌二教授、永江知文教授が務めています。

 

参加生徒は、実験問題および筆記問題に10月21日(土)に取り組み、その結果に基づき、橋本幸三京都府教育委員会教育長より表彰されました。最優秀賞は京都府立桃山高等学校、優秀賞は、立命館高等学校および京都府立洛北高等学校が受賞しました。

 

橋本教育長による挨拶の後、本研究科 附属天文台長の柴田一成教授が「太陽の脅威とスーパーフレア」と題して最先端の研究内容を講演しました。参加した高校生からは、柴田教授を唸らせるような素晴らしいアイデアを含む質問をはじめ、多くの質問が出ていました。

 

前列左4人目から、井上弘一 京都府教育委員会高校教育課長、永江知文 本研究科教授、橋本幸三 京都府教育委員会教育長、國広悌二 本研究科教授、柴田一成 本研究科教授

 

橋本幸三教育長による挨拶

柴田一成教授による講演

 

100名を超える高校生が、柴田一成教授の講演を傾聴