本学理学研究科修了の石川 卓さん、荻原直希さん、齋藤美保さん、清水大貴さん、吉川尚孝さんの5名が、第36回(2019年度)井上研究奨励賞を受賞しました。

 

公益財団法人井上科学振興財団(理事長:堀田凱樹)では、財団設立の1984年から井上研究奨励賞の贈呈事業を実施しています。

 

井上研究奨励賞Inoue Research Award for Young Scientistsは、自然科学の分野で過去3年間に博士の学位を取得した37歳未満(申込締切日現在)の研究者で、優れた博士論文を提出した研究者に対し贈呈されます。

 

本学理学研究科で学位を取得した各受賞者の博士論文題目及び現在の所属は、次のとおりです。

      
氏名 博士論文題目 所属・職
石川 卓 一般のsymplecic field theoryの構成 京都大学数理解析研究所・助教
荻原 直希 金属ナノ粒子と多孔性金属錯体の複合化による水の反応性の制御 東京工業大学科学技術創成研究院・研究員
齋藤 美保 野生キリンにおける仔育て集団の社会的・生態的重要性 大阪大学人間科学研究科(JSPS特別研究員)
清水 大貴 安定な開殻ポルフィリン類縁体の化学 京都大学大学院工学研究科・助教
吉川 尚孝 高強度レーザー電場による単原子層固体の高次高調波発生 東京大学大学院理学系研究科・助教
 
 

贈呈式は、2020年2月4日(火)に東京で行われます。

 

第36回(2019年度)井上研究奨励賞
http://www.inoue-zaidan.or.jp/b-01.html?eid=00041