国際戦略部門概要
国際戦略部門のミッション
京都大学・理学研究科/理学部では,理学分野の学術研究や様々な社会への貢献において,国際的な場で活躍する人々を育成することを期して,教育と研究の国際的な環境の整備・向上に努めています.
事業の説明
国際戦略部門では,現在,留学生の受け入れ,在学生の海外留学の支援,ダブルディグリーなどの海外での共同学位指導などの取り組みを行っています.
1. 理学研究科/理学部の在学生の留学支援について
理学研究科/理学部に在学中の学生の皆さんが,長期または中短期で海外留学を行うことにもできるだけの支援をしたいと考えています.以下にはそのような場合に役に立つ情報をまとめています.
上の手引きの24ページ以降には,大学間および部局間(理学研究科は32ページ)の学生交流協定の一覧が掲載されています.これらの大学に留学する場合には,授業料不徴収などの特典があります.
海外渡航の際には,以下のページを確認の上,必要な手続きを行ってください.
https://sci.kyoto-u.ac.jp/ja/inplace/academics/forms-procedures/japan-irc
2.留学生の受け入れについて
私たちは,理学研究科/理学部で学ぼうとする意欲のある海外の優秀な留学生の皆さんを歓迎します.以下は,そのような海外の学生の皆さんに参考になる情報をまとめています:
http://www.kyoto-u.ac.jp/international/students1/study1/undergraduate/kyoto_iup/index.html
3. 外国機関との協定等の支援
理学研究科では,京都大学の大学間協定とは別に,以下のような大学・機関と部局間の学術交流協定を締結しています:
http://www.oc.kyoto-u.ac.jp/agreement/list/#bureau-5
4. その他の国際的な取り組みについて
理学研究科では,2018年10月から,数学・数理解析専攻がフランスのリヨン高等師範学校(Ecole Normale Superieure de Lyon)との間にコチュテル(Cotutelle)と呼ばれる形のダブルディグリープログラムを実施しており,1名の学生が在籍しています.
ダブルディグリープログラムやジョイントディグリープログラムは,文部科学省によれば以下のような意味で定義されています:
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/houkoku/1353907.htm
本研究科で実施しているコチュテルは,個々の学生に応じてテーマや指導教員を柔軟に設定して行う,いわばテーラーメイドのダブルディグリープログラムです.大学によっては学位論文を共同で指導するが学位は個別に授与する(ダブルディグリーではない)形式のコチュテルもありますが,本研究科で実施しているコチュテルは,京都大学とリヨン高等師範学校の双方が学位を授与するダブルディグリープログラムです.
本研究科のコチュテルを含む,京都大学での共同学位プログラムは以下にまとめられています:
http://www.kyoto-u.ac.jp/international/global_bridge/exchange/degree
この他に,京都大学のスーパーグローバル大学創成支援事業「ジャパンゲートウェイ構想」の一環として,数学・数理解析専攻と数理解析研究所が協同して,以下のような取り組みを行なっています:
- 理学研究科数学・数理解析専攻の教員を正指導教員,海外の研究者を副指導教員として,学位論文の共同指導を実施
- 海外の著名な研究者を京都大学の特別招へい教授として雇用し,特別講義や学生指導を実施(特別講義の多くは京都大学 OCWから配信されています.以下の URL をご覧ください.)
https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ktgu_special_lectures - 数学・数理解析専攻の大学院生を海外の大学・研究機関に派遣
- ボン大学,パリ高等師範学校,ニューヨーク大学クーラン研究所,北京大学と京都大学の5つの大学の数学教室がGlobalMathNetwork 協定を締結し,研究交流や学生の相互派遣を実施
https://www.jgp.kyoto-u.ac.jp/summary/summary02/ダブルディグリー・ジョイントディグリーについ/