局地的な降水量の指標となる地下水中の酸素同位体変動から気候変動を読み解くことを目的として、インドネシア国内の鍾乳洞を踏査し、鍾乳石試料を組織的に採取し分析している。

地質学鉱物学分野は、地球テクトニクス、地球物質科学、地球生物圏史、相関地球化学の4つの分科から構成される。

地質学鉱物学分野では地球発達史のコンテクストの中で、地層や岩石、鉱物、化石といった具体的な対象物を、フィールドワークと室内実験で観察、分析することで過去の情報を読み取り、地球の歴史を解明することに重点をおくことに研究手法上の特色がある。したがってカリキュラムもそれぞれの専門分野の高度な調査・解析手法を系統的に習得できるように組まれている。




 

研究分野
地球テクトニクス、地球惑星物質科学、地球生物圏史、宇宙地球化学