小長谷 達郎 化石燃料に代わる有力なエネルギー源である太陽電池は、近年の技術革新によって着実に進化している。…
サイコム
太陽電池のさらなる進化と紫外光
光刺激で楽しい記憶を活性化。マウスでうつ状態を改善。
廣田 誠子 2015 年の6 月、利根川進博士率いる理化—MIT 神経回路遺伝学研究センターのグループがうつ状態を改善する画期的な研究結果を発表しました。…
arXiv.org
浜 直史 科学者、特に物理学や数学の分野の研究者は、研究で得られた結果を、論文にまとめarXiv.org というウェブサイトにアップロードして発表とすることが多い。…
新しい遺伝学、エピジェネティクス
西村 理沙 人体は数十兆個の細胞でできています。それらは全て、一個の受精卵が分裂してできたものなので、どの細胞も持っている遺伝子は同じです。ではなぜ、ある細胞は皮膚になり、…
マラリア治療薬の発見
西村 理沙 2015 年のノーベル医学生理学賞は、伝染病の画期的な治療法の発見に対して三人の研究者に授与されることが決まりました。そのうちの一人、屠呦呦(TuYouyou)氏(…
希少金属を節約した触媒の開発
小林 卓也 今年7 月、チューリッヒ工科大学のGianvito Vile 氏らは触媒に用いられる希少な金属の量を飛躍的に少なくすませる技術を発表しました。触媒とは、…
カオス理論
山方 優子 人類は自然現象をひも解くために様々な物理法則を導き出してきた。一般的に、それらの物理法則を用いると自然現象は予測できるというのが科学の考え方である。しかし、…
クロマトグラフィー
平賀 椋太 化学の授業で、ペーパークロマトグラフィーというのをやったことを覚えていますか。紙にサインペンでしるしをつけ、溶剤をしみこませていくと、サインペンのしるしが、…
エピジェネティクスとヒストン
橋谷 文貴 DNA には私達の体を構成しているタンパク質の作り方が書かれており、体の設計図といえます。私達の体は様々な種類の細胞が集まったものなのですが、…
2015 年度ノーベル医学生理学賞
橋谷 文貴 2015 年度のノーベル医学生理学賞は線虫による感染症の治療薬の開発をしたWilliam C. Campbell 氏、大村智氏とマラリア治療薬の発見をしたTu…
電波で星を見る
齊藤 颯 宇宙にある天体は、目に見える可視光だけではなくレントゲン撮影に使われるX 線や電子レンジで用いられているマイクロ波など、様々な波長の電磁波を放っています。…
現代の博物学
小長谷 達郎 博物学と聞いてどのようなイメージを抱くだろうか? 博物学者を名乗る出演者がテレビに出たという話もほとんど聞かないし、古臭い香りさえ感じるかもしれない…