サイコム

  • 世界をがらりと変えたワールドワイドウェブ

    廣田 誠子   宿題で調べ物をしたい時、友達と遊びに行く場所を探したい時、昔は図書館や本屋で情報を探すのが主流でしたが、…

  • 資源管理戦略の策定と生態学

    小林 卓也   サンマやイワシ、サケなど私たちは毎日のようにたくさんの水産物を消費しています。しかし資源はその量に限りがあり、乱獲をすればいずれ絶滅してしまいます。  …

  • 香料の人工合成

    齊藤 颯   大学や研究所での化学の発展は、私たちの身の回りとは縁遠いものに見えます。しかし実際には、天然からは少ししか得られないものを大量に供給したり、…

  • ピロールイミダゾールポリアミドとPeter B Dervan 教授

    橋谷 文貴   カリフォルニア工科大学のPeter B Dervan 教授はDNA に結合できる化学物質、ピロールイミダゾールポリアミド(PIP)の生みの親です。PIP…

  • V. Pestun

    浜 直史   素粒子論の研究目的は人類の知的好奇心の満足だ。特に、超弦理論と呼ばれて研究されている理論は、完成すれば世界中のあらゆる現象を説明できると考えられてはいるものの、…

  • S. G. Srivatsan

    平賀 椋太   リシンという毒物があります。トウゴマという植物の種に含まれていて、バイオテロを意図してホワイトハウスに送り付けられたこともあるものです。  …

  • 素粒子は何世代? Rolf Dieter Heuer

    廣田 誠子   欧州原子核研究機構(CERN)の機構長、Heuer 氏は、かつてOPAL という実験グループを率い、「素粒子の世代数」を明らかにしました。   1930…

  • マーティンの鉄仮説

    山方 優子   米国の海洋学者ジョン・H・マーティン博士は、鉄を通じて生物動態、地球温暖化問題を考えた第一人者です。博士の研究は私の研究と深く関係しています。  …

  • GFP の発見と意外で偉大な応用

    西村 理沙   2008年、緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見でノーベル化学賞を受賞した下村脩教授(1928年生まれ)の研究を紹介します。  …

  • 有機化学者 バリー・シャープレス

    齊藤 颯   アミノ酸や糖などの物質には、右手と左手のように立体では鏡写しの関係になっている分子の組が存在します。光学異性体と呼ばれるこのペアは、…

  • 森和俊教授

    竹村 毬乃   昨年アメリカ医学会で最も権威のあるラスカー賞を受賞した研究者がいる。理学部生物物理学教室の森和俊教授だ。研究テーマは「小胞体ストレス応答」である。  …

  • ケミカルバイオロジー

    平賀 椋太   理学部化学教室に所属していますが、私の研究室ではDNAを扱っています。DNAというと遺伝の担い手、生命の設計図として生き物の一部として扱われますが、…