理学研究科では、高度科学人材の育成とイノベーションの創出を目指して「京都大学理学共創イノベーションコンソーシアム」を産業界と共に設立しました。

この度、コンソーシアム活動の一つとしてサイエンス講座を(12/12)に開催します。テーマは「原子の目で見る物質表面の化学」。当日は3名の研究者に、表面化学の最先端研究とそれを支える技術についてお話いただきます。また、講座の終了後は懇親会も予定しております。登壇される先生やコンソーシアム会員である企業研究者と、分野を越えた交流をお楽しみください。皆様の参加をお待ちしています。

第5回サイエンス講座「原子の目で見る物質表面の化学」

▼参加申し込み:

https://business.form-mailer.jp/fms/8e0194c1257738

 

▼開催要項

日時:令和6年12月12日(木曜)13:00~17:30(16:30より懇親会を予定)
参加方法:現地 もしくは オンライン(Zoom)から選択
現地会場:理学研究科セミナーハウス *吉田キャンパス(北部構内)10番の建物
対象:京都大学の学部生・大学院生, 教職員
申込期限:12月5日(木曜)正午まで
・開催時間中の入退場は自由です。再入場いただくことも可能です。
・オンラインで参加される方には開催日までに視聴用URLをメールでお知らせします。
・講座終了後に懇親会を予定しています。皆様で交流をお楽しみください。

 

画像
第5回サイエンス講座_flyer

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▼プログラム

13:00~14:00|奥山弘 准教授 理学研究科
「走査トンネル顕微鏡で見る分子の表面反応」

触媒のメカニズムを理解することは表⾯化学の⽬標のひとつです。本講演では分⼦を直接⾒ながら表⾯上の反応過程を調べる研究について紹介します。

14:10~15:10|八田振一郎 助教 理学研究科
「1原子層の違いで変わる超薄膜の電子状態」

分⼦線エピタキシー法を⽤いて精密に作製した超薄膜を光電⼦分光法で計測・評価しています。電⼦のバンド構造が原⼦層の数に敏感に変化する様⼦からナノ構造の繊細さが分かります。

15:20~16:20|渡邊一也 教授 理学研究科
「金属表面での水の構造」

固体表⾯での⽔の振る舞いは、電極反応や腐⾷など様々な現象に関わっています。講演では超⾼真空下の⾦属表⾯を対象として、⾮線形分光法により明らかとなった⽔の特性を紹介します。

16:30~|懇親会
軽食、飲み物を用意しております。登壇者の先生やコンソーシアム会員である企業研究者と、分野を越えた交流をお楽しみください。

 

▼問合せ先

京都大学理学共創イノベーションコンソーシアム 事務局
e-mail: 050innov-conso@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

京都大学理学共創イノベーションコンソーシアム
https://sci.kyoto-u.ac.jp/ja/event/consortium