中田哲さん、國府寛司研究科長、反保雄介さん、大井川智一さん
 
村山陽奈子さん、國府寛司研究科長、池田湧哉さん
 

 令和3年度のサイエンス倶楽部デイを機に、新たに「理学研究科銀楓賞(ぎんぷうしょう)」を創設し、理学分野における顕著な研究成果を挙げ、理学研究科サイエンス倶楽部 デイにおいて、理学に関心を持つ方々に向けて優れた研究発表を行った博士後期課程学生 を顕彰することにしました。
 初回になる今年度は、研究交流会参加者の投票結果をもとに選考が行われ、5名に授与 されることになりました。表彰式は令和4年2月14日と17日に行われました。
 受賞された方々とその対象となった研究発表演題は以下のとおりです。

   

 

 

 

 

賞創設趣旨

 本研究科では、2016年度から若手研究者の育成に資することを目的として、寄附金に よる奨学金制度を定め、各専攻から成績優秀な大学院生を選考して奨学金を支給してきま した。サイエンス俱楽部デイは奨学生がその研究成果を寄附者の方々に報告する場でした。
 今年度はサイエンス倶楽部デイを拡大して企業や国立の研究機関の方々にも参加してい ただき、産学交流を図る場として開催しました。学生及び若手研究者にはそれらの方々と の意見交換等の交流を通して自分の進路・キャリアパスを考える機会となることを期待し、 一方で企業からの参加者には、基礎科学の醍醐味である純粋に科学を楽しむ学生の姿を感 じていただき、理学研究科への理解を深めてもらうことを目指しました。
 このような趣旨から、広く研究発表参加者を募集する形とする一方で、参加される学生 の励みになることを期待して理学研究科銀楓賞を創設しました。
 

令和4年2月吉日
        理学研究科長 國府寛司