京大ウィークスは、「京都大学の窓」として親しまれている全国各地域の教育研究施設を一挙公開するイベントです。

 

本学の多様でユニークな教育研究活動の拠点として重要な役割を果たす教育研究施設が、知的好奇心を刺激するイベントを実施します。

 

今年の京大ウィークス2018では、花山天文台(京都市山科区北花山大峰町)が11月3日(土)13:00~20:00に特別公開、天文台ギャラリーを開催しました。

 
本館ドームに向かう参加者たち



特別公開では、参加者が9つのグループに分かれ、望遠鏡・観測装置の見学や、4次元デジタル宇宙シアター、天文台教員らによる講演会などを体験しました。

 

また当日は晴天に恵まれ、昼間の見学グループは70cmシーロスタットによる太陽スペクトル(虹)の観望、夜間の見学グループは45cm屈折望遠鏡による火星観望を楽しみました。

 
別館ザートリウス望遠鏡で撮影された太陽画像をのぞき込む
 
ミニ講演会の様子
 

花山天文台では、芸術を通じて宇宙を、宇宙を通じて芸術を考えることで、それぞれに新たな視点を提供する試みとして、芸術作品を作成、展示するイベントなどを開催しています。

 

今回の天文台ギャラリーでは、宇宙・天文に関するアート作品を一般に公募し、花山天文台特別公開に合わせて展示しました。

 
天文台ギャラリーの様子
 
アート作品の「未知の呼吸と発露」(左)と「The Earth is the only planet.」(右)
 
天文台ギャラリーのアート作品「未知の呼吸と発露」
 
天文台ギャラリーのアート作品「 The Earth is the only planet. 」